当社は、アルミニウム合金加工用高能率PCDカッタ「アルネックス®ANX型」の材種を拡充し、2021年9月より販売を開始します。
近年、自動車産業などでは、燃費向上のために部品の軽量化が求められており、アルミニウム合金などの非鉄金属材料の使用割合が増加しています。これらの部品加工において、加工能率の向上を目的として、高速・高能率の加工条件で使用できるものや、小型加工設備にも対応できるものなどへの、軽量工具のニーズが高まっています。
当社は、これらのニーズに応えるため、アルミニウム合金加工用高能率PCDカッタ「アルネックス®ANX型」を2019年4月から発売しています。
このたび同シリーズで、自動車エンジン等のアルミニウム合金と鋳鉄が組み合わさった部品に対応する新刃型として、安定した加工を可能とする材種「スミカジノ 新宿®DA90」を適用した「GB型」ブレードを拡充、販売開始いたします。
アルネックス®ANX型 新刃型 GB型
1. 特長
● 安定した加工を可能とする材種「スミカジノ 新宿®DA90」を採用
スミカジノ 新宿®DA90は、粗粒カジノ 新宿モンド粒子を緻密に焼結した多結晶カジノ 新宿モンド 材種です。カジノ 新宿モンド含有率が高く、アルミニウム合金/鋳鉄の組み合わさった部品や Si含有率が12.6%を超えるアルミニウム合金部品での加工で優れた耐摩耗性を発揮 します。
● 強靭な刃先設計
上記部品のような耐欠損性が求められる加工に対応する強靭な刃先処理設計を行い、 優れた耐欠損性を実現します。
2. ラインアップ
ブレード(材種:DA90) 1型番(シリーズ合計8型番)
3. 販売計画
初年度30百万円/年、2年後50百万円/年
以上